不登校新聞

297号(2010.9.1)

高1女子自宅放火「フリースクールに戻るのイヤ」

2013年10月15日 17:18 by kito-shin


当該団体「引きとめたことない」


 8月22日、東京都品川区の民家から出火し、この家に住む夫婦が重軽傷のやけどを負った。警視庁品川署は、出火直後、近くの交番に「自分が火をつけた」と出頭した夫婦の娘(16歳)を殺人未遂と現住建造物等放火の疑いで逮捕した。女性は「フリースクールに戻されるのがイヤだった」などと話している。

 本紙の調べによると、女性は肥満へのいじめを受け、小学4年生のころから不登校。中学の3年間は週1回カウンセリングルームに通い、通信制高校へ入学。

 その後、今年3月下旬から4月中旬に「気分変調症によって入院。退院後まもなく寄宿型の「フリースクール」と名乗る民間団体に入会。3カ月半後の8月上旬、夏休みによりいったん帰省。8月22日に同団体に戻る予定になっていたが、その前日、女性は家に帰らず、22日の早朝に帰宅。それを父親が叱責。その後、朝食の時間、朝食を拒否した女性を見て、父親は「正しい生活を送りなさい」とさらに叱責。これを機に、女性は家に火をつけた。報道によると、女性は「家族が死んでもいいと思った」などと供述している。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「同じ立場の仲間に出会える」不登校の親専用コミュニティ 会員募集中

579号 2022/6/1

自傷行為の手当の方法や相談先を集約したリーフレットを医師らが無料公開

578号 2022/5/15

学校とのやりとりで困った保護者は9割、親の声から生まれた学校への依頼文が公開中

577号 2022/5/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

580号 2022/6/15

小学4年生から始まった過酷ないじめ。困窮を極めた家庭生活。そんなどん底の生...

579号 2022/6/1

今回インタビューしたのは、金子あかねさん・金子純一さんご夫妻。小3で息子さ...

578号 2022/5/15

2021年、初の民間フリースクールとなる「フリースクールMINE」が鹿児島...