長男が不登校になってから、母親である私の交友関係は大きく変わりました。子どもをなんとか学校へ戻そうとしていたときは、いわゆる学校のママ友と言われる人たちとも付き合いがありました。
しかし、私が学校にこだわればこだわるほど、長男は家で荒れ、調子が悪くなるばかりでした。
「不登校の親の会」を知って通い始め、子どもが家ですごすようになると、今度はご近所とのつきあいがしんどくなってきました。
とくに、長男と同い年くらいの子どもを持つ親御さんたちとは道で顔を合わせるたび、気楽なおしゃべりができていたのですが、どうにも気まずくなってしまったのです。
「息子さん、どうしているの?」と長男のようすを尋ねられても「家ですごしています」ということしか言えず、話が続かないのです。
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