子どもの自殺が増加している。子どもたちが自ら命を絶つという悲劇が毎年くり返されている。日本全体では自殺者が減少するなかで、小中高校生では減っていない。自殺を減らすために何ができるか考えてみたい。
子どもの自殺はいじめや友人関係といった学校に関わる要因のほか、家庭問題や精神疾患など複雑な要因からリスクの高い状態となり、そのうえでなんらかの出来事が引き金になって起こると考えられている。
いじめは深刻な問題ではあるが、いじめ予防だけでは不十分だろう。
まずは一人ひとりの子どもの置かれた状況をよく理解して、子どもの声に耳を傾ける姿勢が周囲に求められている。
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