今回のテーマは「小学生の居場所」です。
子どもが不登校になったあと「(学校の代わりになるような)居場所をどうするのか」ということは不登校支援の主要なテーマのひとつになっています。
そして、とくに小学生の居場所が少ないということについては、全国的な課題だと思います。
本紙前号に載っていた、不登校の小学生の保護者である岡﨑さんの話が印象に残っています。
その記事には、住んでいる地域にフリースクールがまったくないこと、地方の選択肢のなさが書かれていました。
私が住んでいる町でも同じです。児童館もなく、小さな町営図書室と学校復帰を念頭に置いた適応指導教室があるだけです。
これでもましなほうで、それすらない自治体がたくさんあります。現実的な問題として、不登校の子どもの受けいれを想定した地域資源がそもそも少ないのです。
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