不登校新聞

519号 2019/12/1

「不登校の原因はどこにある?」その対応が子どもを追いつめる

2019年11月29日 14:34 by shiko

連載「不登校・ひきこもりの家族が迎える5つの関門」vol.3

 学校へ行かなくなったわが子に「とりあえずは休んでもいいよ」と言えたとしても、親は「子どもは学校へ行くのがあたりまえ」、「大人になれば『毎日、通って働く』のが当然」という価値観のままです。

 価値観というと大げさかもしれません。「あたりまえ」が刷り込まれている方が大半だと思います。

 ですから、とりあえず「休んでよい」と言ってはみたものの、「本当にこれでよいのだろうか」と気持ちが揺れ続け、つい「学校はどうするの」「将来の仕事はどうするの」といった発言で地雷を踏むことになります。

なぜダメなの?不登校の原因探し

 そして、私もそうだったように多くの親は「原因探し」に走ります。親にしてみると、原因がわかり、それを取りのぞけば「動けるようになる」と考えるのも無理はありません。

 しかし「理由を聞いても言ってくれないから困る」という事態に直面するでしょう。 じつは本人も「話したくても話せない」「うまく説明できない」という場合が大半で、言葉で不登校やひきこもりの原因を説明することはとても難しいのです。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

子どもが不登校になったとき、親が腹をくくる必要がなぜあるか

525号 2020/3/1

不登校をしてからの進路選択が、親から見て心配なときに考える原則

524号 2020/2/15

何年経っても仕事が定まらない、周囲ができる手助けの原則

523号 2020/2/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

538号 2020/9/15

戦後から現代へ、歌い手として生き抜いてきた加藤さんにお話をうかがった。

537号 2020/9/1

「ドアの向こうで息子が死んでいたらどうしよう」と不安に思う日もあったという...

536号 2020/8/15

「勉強の遅れ」を心配する声がたくさんの保護者から聞くようになりました。いま...