不登校新聞

520号 2019/12/15

長くひきこもりだった私がサンタクロースになって募る思い

2019年12月12日 12:13 by kito-shin
2019年12月12日 12:13 by kito-shin

 クリスマスが近いことだし、ひきこもりだった私がサンタになった話でもしようか。

 あれは去年のアルバイト先でのことだ。私は図書館の仕事に就いており、普段は関わりのない児童書担当の人に呼ばれた。

 聞けば、12月の絵本のお話し会があり、サンタ役の男性を探しているという。

 ガリガリに痩せた元ひきこもりにサンタのオファーを出すとは、日本の人手不足も深刻なものだ。

 クリスマスにシフトを入れられる男性が、私くらいしかいなかったせいかもしれない。

 サンタといってもたいした仕事ではなく、おはなし会のあとでトナカイ役の女性と一緒に出て行き、ツリーの飾りを子どもたちに配ればよいという。

 断るほどの理由もないので引き受けたが、思いのほか大変な目にあった。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

中学は生徒会長、高校は不登校 苦しさの根底にあった父親の呪縛

591号 2022/12/1

不登校で不安障害だったサッカー選手が不登校の子に伝えたいこと

591号 2022/12/1

【全文公開】小中高すべてで不登校した私が高認に合格するまでの10年間

590号 2022/11/15

読者コメント

バックナンバー(もっと見る)

591号 2022/12/1

勉強ができ、中学では生徒会長も務めた中村勇樹さん(仮名・22歳)。しかし高校入…

590号 2022/11/15

小学5年生のときに不登校した山下優子さん(仮名)は、その後、「ふつうになりたい…

589号 2022/11/1

小・中学校で不登校、高校では中退を経験しながらも、25歳の若さで市議会議員に当…