不登校新聞

522号 2020/1/15

家族全員が明るくなった義務教育の「義務」の意味

2020年01月14日 12:22 by kito-shin

連載「わが家が目指したのはHSCの安心基地」vol.13

 息子のたけるの心が幼稚園から離れ、もう元には戻らないことを感じたとき、私は、ふつうとはちがう、何か別の方法を模索しようとしていました。

 そんなとき、取り寄せていた本が届きました。ホームスクールで子どもを育てている方の本でした。

 その本には、学校へ行かない選択をしたいきさつや、その後の生活について綴ってあります。

 目から鱗でした。

 1ページ、1ページと開くたびに触れる、これまで概念になかった考えや生き方に、希望が満ちてきます。

 むさぼるように、一気に読み進めました。

 そして私は夫に伝えました。

 「パパ! 私ね、たけるはもう幼稚園に行かなくてもいいと思った。幼稚園だけじゃない。たけるが進むのは、学校という道じゃないかもしれないって思ったの」。

 夫の目がとっても大きくなりました。そして、真剣ななかにも安心したような表情になりました。

 夫はすぐに、教育の制度について調べ始めました。

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