不登校新聞

522号 2020/1/15

「ふつうになりたい」と願う不登校の子に親ができること

2020年01月14日 12:18 by kito-shin

連載「すまいる式 子どものわかり方」vol.22

 今回は、子どもに「『ふつう』になりたい」と言われたら、というテーマです。年が明けたころから進路の相談が増えてきます。

 たとえば、新しい環境に希望を抱いて、笑顔とともに「『ふつう』に進学したい」と言う子がいる一方で、周囲からの「どうするの?」という強いプレッシャーに押され、つらい顔で「行けるものなら『ふつう』に学校へ行きたい」と答える子も少なくないように思います。

 そんな「ふつう」という言葉をいったいどう捉えたらよいのでしょうか。いずれにしても、保護者としてその言葉を素直に受けとってよいものか悩んでしまいます。

 不登校の特徴の一つに「不安」があります。不登校になってしまうことで、これからどうなるかわからないことへの不安です。

 その不安は学校へ行っていたときにはなかったし、また行けるようになったら、その不安は消えるかもしれない。だから、わかりやすくて安心できるかもしれない「ふつう」を求めるのだと思います。

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