不登校新聞

524号 2020/2/15

7年間ひきこもった僕の過去、社会復帰のためには隠すべきなのか

2020年02月14日 16:33 by kito-shin


瀧本裕喜さん(撮影・堀田純)

 「ひきこもったことは言わないほうがいいよ」。友人にそう言われモヤモヤしたひきこもり経験者の瀧本裕喜さん。「ひきこもりその後」の葛藤を書いていただいた。

* * *

 ひきこもりはつらい。しかし、ひきこもりから社会に出たあとも、社会のひきこもりに対する無理解から、何度もつらい経験をしてきた。今回はそのことを書こうと思う。

 僕は、18歳から25歳のあいだ、7年間ひきこもっていた。その後「このままではいけない」と思い、社会復帰するためにアルバイトの面接を受けた。

 履歴書にできた空白を見て「どうすごされていたんですか?」と質問された。7年ひきこもったことを正直に打ち明けると、面接官はおどろいて、目をそらし、僕と顔をまったく合わせなくなった。

 「本当に7年ひきこもっていたんですか?」と何度も質問され、結局バイトは落とされた。ほかのバイト面接でも同じ質問をくり返し受けた。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

皆勤賞だった僕が不登校になるまでに起きたこと

546号 2021/1/15

「信号待ちの間に車から逃げた」11歳が語った自分の不登校

546号 2021/1/15

「都会の人ごみがうらやましい」田舎で始まった僕の不登校

546号 2021/1/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

546号 2021/1/15

田舎で不登校になるのは本当にめんどくさい。もちろんは都会だろうと田舎だろう...

545号 2021/1/1

2020年は不登校やひきこもりをめぐってどんなが起きていたのか。新型コロナ...

544号 2020/12/15

いまの子どもの自信を奪っているものはなにか。これが私のライフテーマでした。...