新型コロナウイルスの世界的大流行のなか、日本は緊急事態宣言延長によって学校休止もさらに長期化する。
医療の最前線は、医療崩壊の危機に直面しながらいのちを守る使命感を支えに医師、看護師らが死闘し、老人、おとな、子どもたち、誰もが経験したこともない不安が満ちている。
不安の先にどんな事態と暮らしがあるのか。各国の識者らは国際関係に分断対立の危機を予測し、国境を超越する人々の共存関係こそ、その危機を克服する力になるという。
医療に国境はないとの理念や、日本の憲法の世界諸国民への信頼(前文)と戦争放棄(9条)の平和主義こそがその基盤になりうる。
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