不登校新聞

530号 2020/5/15

「私には不登校が必要だった」19歳女性がそう思う理由

2020年05月15日 16:31 by motegiryoga

 今回お話をうかがったのは、中学3年生のときに不登校を経験した、あいみさん。学校の何がつらかったのか、苦しいときに気持ちが支えられたのは、どんなことだったのかなどを話していただいた。

* * *

――不登校になったのはいつですか。

 中学校3年生の夏休み明けです。私は東北地方の出身なので、2学期は8月の後半から始まります。

 8月中はふつうに登校できていたのですが、9月になったころから突然、教室に入ることができなくなりました。

 なんとか自分の席に着けた日でも、1時間も座っていられず、逃げるように保健室へ行くことしかできませんでした。

 そして9月もなかばにさしかかったころには、教室には完全に入れなくなり、私は不登校になりました。

 不登校になった理由は複合的なものだと思いますが、一番は同級生、とくに女の子たちとの関係性に疲れてしまったことです。

 私は子どものころから男の子たちと外で遊ぶのが好きで、いっしょにサッカーをしたり、傷だらけになって虫捕りをしたりしていました(笑)。

 そんな子どもだったから、幼稚園のころから「私は周囲から浮いているな」とは感じていました。

 そして小学校では、女の子たちから靴を隠されたり、仲間外れにされるといったことが始まりました。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

【世界一受けたい授業出演特集】不登校から東大、リクルートへ ありがたかった母の対応

552号 2021/4/15

小6の私の心に突き刺さったのは、担任からの思いがけない言葉

552号 2021/4/15

他人の目を恐れてた中学生の自分に28歳になった今伝えたいこと

552号 2021/4/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

552号 2021/4/15

学年別でみるといじめのピークは小学校2年生。低学年のいじめとはどんなものな...

551号 2021/4/1

みんながあたりまえにできることが、自分だけできない。そんな生きづらさは「発...

550号 2021/3/15

岩手県で不登校や引きこもりに関する居場所や相談などの活動をされている後藤誠...