県議会の見解はHPに掲載
2020年5月25日、香川県弁護士会は4月1日に施行された「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例」(以下、条例)について、同条例の廃止および一部の条文の即時削除を求める会長声明を出した。これに対し、香川県議会は6月2日に見解を公表。本声明の批判には理由がないとし、条例の廃止等は必要なしとの見方を示した。
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条例では、ネットやゲームにのめりこむことにより日常生活等に支障が生じている状態を「ネット・ゲーム依存症」と定義づけている。
具体策として、条例の18条2項では「1日の利用時間の上限を60分(休日は90分)とし、中学生までは午後9時、それ以降の学年の子どもは午後10時までに使用をやめることを目安」とするルールづくりをするよう保護者に定めている。
権利の侵害
香川県弁護士会が条文の即時削除を求めているのはまさにこの部分だ。
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