これまで本欄では、父の連載から引き続くかたちで、自分自身の不登校と息子の不登校からホームスクールへの変化をお伝えしてきました。今回はこれまでの経験を通じて感じたことをお話していきます。
私は、不登校になった当初から両親に受容してもらえたおかげで、自分の好きなことを見つけて、社会に出ていくエネルギーを蓄えることができました。
それでも、将来が見えないまま何年もすごした日々はつらいものでしたし、就職が決まるまでは本当に不安で、悩み続けました。
ですから、「お母さんが不登校だったなら僕も……」と安易に考えてしまわないよう、息子には私自身の不登校経験を伏せていました。
不登校だった私が息子に伝えたこと
そんななかで、息子は入学後半年で学校へ行くのがつらくなり、6歳なりに感じる「学校には行くもの」という同調圧力に押し潰されそうになります。
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