不登校新聞

533号 2020/7/1

不登校を許すのは「過保護」なのか、フリースクール代表の回答

2020年06月30日 14:30 by shiko

連載「すまいる式 子どものわかり方」vol.32

 今回は「不登校と過保護」というテーマで考えてみたいと思います。

 次のようなご意見をいただきました。

 「私の知人の話ですが、高校生の息子さんが朝起きられないことが続いてしまい、そこから不登校になったそうです。そこで、まずは規則正しい生活を送ることを徹底し、体を動かして、アルバイトなどの社会参加をするまでになりました。不登校になっても、甘やかしてだらしない生活を送ることはまちがっていると思います。過保護はよくないです」。

 まず実際の対応については、以前、本欄で「朝、起きてこない子に思うこと」というテーマで書きました。

 学校は休んでもいいけど、これはしなければいけないとか、あれはさせたいというのは、不登校の対応としてあまり有効ではない、というのが私の意見です。

 ただでさえ「学校へ行かなければならない」という不安があるのに、「規則正しい生活」を求めることで、子どもは相当の負荷がかかることになります。

 まずは子どもの気持ちを第一に、そこから行動や治療、療育といったことにつなげていくことが望ましいと思います。

 さて「過保護はよくない」という言葉は、子育てをしているとよく聞く助言の一つだと思います。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

子どもの「社会的自立」のために大切にしたい2つのこと

546号 2021/1/15

不登校からの進学、親として考えるべきポイントは

545号 2021/1/1

「学校へ行きたいけど行けない」子どもの訴えを受けとめるコツ

544号 2020/12/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

578号 2022/5/15

2021年、初の民間フリースクールとなる「フリースクールMINE」が鹿児島...

577号 2022/5/1

項目にチェックするだけで、学校と親が話し合いをする際に使える資料にもなる「...

576号 2022/4/15

子育ての話題では、お父さんがどうしても置いてきぼりになりがちです。夫婦です...