現在、本欄では、従来の学校復帰路線ではなくなった10月25日通知を紹介している。まだ昨年出されたばかりの国の通知である。
前号では「2学校等の取り組みの充実」の(3)まで解説した。続いて「(4)不登校児童生徒に対する多様な教育機会の確保」という項がある。
一人ひとりの状況に応じて、教育支援センター、不登校特例校、フリースクールなどの民間施設、ICTを活用した学習支援など、多様な教育機会を確保する、夜間中学も可能とある。
「フリースクールなど」と「など」がついていることに注目したい。そして、その際の出席扱いは、「別記による」とある。民間施設活用の際はガイドラインを参考に、判断を行なう際のなんらかの目安を設けることが望ましい、と述べている。のちに紹介したい。
「(5)中卒後の支援」の項もあり、中学校卒業程度認定試験の活用については「在学中に受験できるよう、生徒や保護者への適切な情報提供が重要」とある。
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