不登校新聞

539号 2020/10/1

将来を考えると焦りがちな子どもの勉強。その前に向き合うべき心構えとは

2020年09月29日 12:35 by shiko

 不登校や高校中退者を対象とした学習塾「河合塾COSMO」。そのCOSMOで10年以上にわたり、子どものサポートをしてきたのが高岡利州さん。休校の余波で「勉強の遅れ」に対する心配の声が広がるなか、勉強について親がどう考えたらよいかをうかがった。(本紙編集長・石井志昂)

* * *

――3カ月に及んだ休校とその余波を受けて、この間、「勉強の遅れ」を心配する声をたくさん聴いてきました。高岡さんは現状をどう考えていますか?

 勉強の遅れを心配する保護者の声を私も聞きますし、私自身も一人の親ですからお気持ちもわかりますが、結論から言えば「不安にかられてもしかたがない」と考えています。

 そもそも、子どもの学習環境を考えても、親が不安になってもいいことは一つもありません。「子供・若者白書」(内閣府発行)によれば、半数以上の子どもが自分を否定的に捉えています。

 その子どもたちに、親が不安や焦燥感から「勉強しなさい」「将来のためになるんだから!」などと急かしてしまうのは逆効果だと言えます。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

中1で不登校になった僕。母の「好きにしなさい」の言葉が救いに

557号 2021/7/1

自分のことが嫌いな母親たちへ。子どものためにも自分を愛して

555号 2021/6/1

有名私立中学への受験合格後に不登校、山田ルイ53世に起きたこと

554号 2021/5/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

558号 2021/7/15

コロナ禍で不登校が増えていると言われています。1年以上に及ぶ子どもたちはコ...

557号 2021/7/1

俳優やモデルとして活躍するゆうたろうさん。不登校だった際に苦しかったことや...

556号 2021/6/15

中学と高校で不登校をした現役大学生2名ののシンポジウム抄録を掲載します(主...