文部科学省は9月29日、2021年度の概算要求を公表した。総額は5兆9118億円と、前年度比6058億円増加した。うち、いじめ対策や不登校支援にかかる予算として計上されたのは、およそ76億円。
専門家の配置
「いじめ対策・不登校支援等総合推進事業」として計上された76億円は「早期発見・早期対応」と「いじめ対策・不登校支援等推進事業」に大別される。
「早期発見・早期対応」は専門家を活用した相談体制の整備や関係機関との連携強化を目的に実施される事業で①「スクールカウンセラーの配置充実」におよそ53億円、②「スクールソーシャルワーカーの配置充実」におよそ19億円が計上されている。
専門家の配置充実は、2018年6月に閣議決定された「第3期教育振興基本計画」に基づくもの。
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