不登校新聞

543号 2020/12/1

学校へ行かなかった私たちと 先生の本音を聞いてみませんか

2020年12月01日 11:00 by motegiryoga

 本紙・子ども若者編集部では、12月20日(日)にオンラインイベント「不登校経験者と教員が本音トーク~不登校の悩み 先生の悩み~」を開催する。イベントにはどんな思いが込められているのか。運営メンバーの小林直央さん(19歳)に執筆いただいた。

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 初めまして。「不登校経験者と教員が本音トーク~不登校の悩み 先生の悩み~」運営メンバーの小林直央と申します。私は中1の秋から2年半、不登校を経験しました。今年の7月ごろにツイッターで不登校のことを調べているときに『不登校新聞』を見つけ、当事者と経験者でつくる編集部・子ども若者編集部に関わるようになりました。

 このたび、12月20日(日)に子ども若者編集部主催のオンラインイベントを行なうことになりました。子ども若者編集部は毎年12月にイベントを行なっているのですが、今回は昨今のコロナウイルスの影響を鑑み、初のZOOMによるオンライン開催です。

 今回のオンラインイベントは、なんと、学校の先生と子ども若者編集部メンバーがさまざまなテーマを設けて公開討論を行ないます。現役の先生を2名お呼びし、不登校経験者たちと熱い討論をくり広げます。また後半では参加者の方から質問を募り、登壇者たちがお答えします。先生に対する疑問や学校の内情だけではなく、不登校当時の思いやその後の進路など、不登校経験者への質問にもできるかぎりお答えしたいなと思っております。イベント終了後は、懇親会も開催予定ですのでお時間に余裕がある方は、ぜひ、ご参加ください。

初のイベント 新たな挑戦

 私は今回初めてイベントに携わらせていただきました。私にとって、今回のイベント開催はある種の挑戦でした。元々、不登校関連でイベントを開催してみたいという思いはあったのですが、いざ自分でやろうとするとおっくうになってしまい、なかなか行動に移せずにいたからです。そんなとき、コロナ禍になり、オンラインで開かれている子ども若者編集会議に参加するようになりました。

 そして、そこでイベント開催について知り、「始めの一歩を踏み出すチャンスだ」と思い、私は今回のイベント運営スタッフになりました。このような組織に属することも初めてで、しかも先生との討論ということで内心はとても緊張していますが、不登校経験者としての経験をじゅうぶんに活かした最高のイベントに出来るようにがんばりたいなと思っています。

 今回のイベントは、先生とバトルや対立をする場ではなく、対話をできる場にしたいと思っています。不登校になると、先生や学校とは距離ができ、おたがいに遠い存在になってしまう部分があると思います。胸の内を知っているようで知らず、話し合う機会も多くは持てません。だからこそ、このイベントがそれぞれの知識、思い、経験を共有できる場になればいいなと思っております。おたがいの距離が縮まり、新たな景色が見えてくることもあるかもしれません。

 コロナウイルスにより一時は誰もが孤立し、人々のあいだには溝が生まれました。そんな今だからこそ、オンラインでつながりたいと思っています。参加者の方にとって本イベントが、新たなスタートを切ったり、人とつながるきっかけになれたら幸いです。

 イベントは12月20日(日)12時45分から開場、13時から開始します。費用は1000円。参加方法は下記をご覧ください。オンラインでの開催ということで、パソコン、スマートフォン、タブレットなどから、お気軽にご参加いただけます。みなさまの全国からのご参加を心よりお待ちしております。

申し込みと詳細は下記リンクへ
https://peatix.com/event/1720045/view

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