不登校新聞

547号 2021/2/1

「不登校だったように見えない」と言われるのが私はイヤだった

2021年02月01日 10:07 by motegiryoga

 さゆりさんは、自分の不登校経験に対する周囲からの言葉にずっと、とまどいを感じていたという。心のうちを書いていただいた。

*  *  *

「え、不登校だったの? ぜんぜん見えないよ~」 「一軍女子!って感じで毎日、楽しそうだよね~」。これは私が不登校を経験してから今まで、まわりからずっと言われてきた言葉だ。私は、この言葉をかけられるたびに、「うれしいけどなんかイヤだな」と、ずっと違和感をおぼえながら生きてきた。

 私は、中学3年生で不登校になった。小学生のころに同級生から受けたいじめのトラウマで「ありのままの自分でいたら、またいじめにあうにちがいない。だからできるだけまわりに合わせなければ」と中学生だった私はかなり無理をしていた。しだいにまわりに合わせた自分で居続けなければならない環境に耐えられなくなり、中学3年の夏休み明けに体調を崩した。そして、そのまま私は不登校になったのだ。

 不登校になってからは、落ち込むこともあったが正直ラクに感じる部分もたくさんあった。もう、まわりの目を気にしなくてよくなったことが大きかったのだろう。むしろ、「なんでもっと早く学校へ行かない選択をしなかったのだろう」と後悔したくらいだった。

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