加嶋文哉さん
Aさんの娘さんが不登校を始めたのは、小学校5年生の9月です。きっかけは、なかよしだと思っていた友だちからの無視でした。
スクールカウンセラーに相談をしたら「しばらく休ませてみませんか」と言われました。学校を休ませると、うそのように元気になりました。好きなピアノやクッキーづくりもするようになりました。「学校を休ませて正解!」と思いました。
子どもが元気になると、少しがんばらせて学校へ行かせたほうがよいのではないかと思うようになりました。学校に相談したら「放課後の登校から始めてみませんか」と言われました。本人に言うと、「うん、大丈夫。学校へ行ってみる」と返事。放課後に連れて行って、玄関で先生に会うようにしましたが、明るい表情を見せるときもあれば、暗いときもあります。家に着くと「はあ」と大きなため息をついてつらそうです。なんだか、学校を休み始めた元気のない状態に戻っていくようでした。
読者コメント
nono0408
読者のみ 子供は、学校に行きたくないのではなく、 本当は楽しく学校...