不登校新聞

548号 2021/2/15

「こんなのもわかんねーの」 先生の一言が今も胸につかえてます

2021年02月12日 20:01 by motegiryoga

連載「私がぶつかった中学校の壁」vol.2

 私の「中学の壁」は「先生からの一言」です。

 小学3年生のとき、担任の先生からの体罰により私は不登校になり、そのまま中学に上がりました。中学校入学という新しい環境に気分も変わり、1カ月くらいは休まずに通っていたと思います。

 けれど、小学生のときにまったくやっていなかった勉強の遅れが埋まらず、わからない授業が多いのが苦痛でした。そして入学後、数週間が経った数学の時間に、先生から「忘れられない一言」が放たれたのです。

 わからないまま進んでいく授業がイヤで、授業中、私の席の近くに先生が来たときに勇気をふりしぼって聞きました。「すいません、『四則演算』ってどういう意味ですか?」と。体中に汗をかくほど緊張しながら聞いたことをおぼえています。足し算や割り算といった言葉なら知っていましたが、「四則演算」という四字熟語はまったく知りませんでした。そのうえ、クラスメートたちは当たり前のように使っていた言葉だったので、「この言葉を知らないと、たぶんこの先ずっと、ついていけなくなる」と感じたからです。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

中2の5月に不登校になった僕が中学校で直面した3つのギャップ 

555号 2021/6/1

中1の夏休み明けに学校を辞めた15歳が語る学校という名の洞窟

554号 2021/5/15

中学で人間関係に苦しんだ僕、見つけたのは自分を守れる術

553号 2021/5/1

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

564号 2021/10/15

不登校になったら勉強はどうするのか。学校との付き合い方はどうするのか。周囲...

563号 2021/10/1

理由も言わずに「学校へ行きたくない」と伝えた小学校4年生当時。中学校1年生...

562号 2021/9/15

3人のホームエデュケーションで育ててきた原田雅代さんにお話を伺ってきました...