冊子『未来を創るかけがえのない子供たちの自立に向けて』より編集部作成
東京都教育委員会は1月、不登校児童生徒の支援のポイントをまとめた冊子を作成した。教職員と保護者に向けて作成されたもので▽不登校の理解の基本や支援の視点▽学校における支援▽学校外の施設等での相談・指導、などについてまとめている。都内の不登校児童生徒数が増加傾向にあるなか、「教育機会確保法」(17年2月)、文科省通知「不登校児童生徒への支f援の在り方について」(19年10月)を受け、フリースクール等との連携が求められるようになり、教職員や保護者が同法や同通知への理解を深める必要がある、というのが作成の背景だ。
不登校の理解の基本として「人間関係が崩れたり、勉強がわからなくなったりするなど、さまざまな要因・背景の結果として起きた状態」「問題行動ではない」「取り巻く環境によって、どの子にも起こり得る」という3点を挙げた。
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