不登校新聞

549号 2021/3/1

「不登校で人生が終わった」と思っていた私が経験してきたこと

2021年03月02日 17:26 by motegiryoga

 今回執筆したハヤトさんは、「不登校になって人生が終わったと思っていたけれど、そうではなかった」と言う。当時から今にいたる経緯や思いを書いていただいた。

* * *

 私は、中学で不登校になったとき「自分の人生は終わった」と思っていました。しかし、不登校になったからといって、私の人生は終わりませんでした。そして、不登校から生きながらえた先で、私は体罰や友人の自死を経験しました。

 中学3年生のゴールデンウイーク明けから、私は学校へ行けなくなりました。部活動で初めて副部長になり、責任の大きさに耐え切れなくなったこと。高校受験という未経験のプレッシャーに飲み込まれたこと。そして、新しいクラスにまったくなじめなかったことなど、不登校になった理由はいくつかあります。

 当時はそれらの苦痛が合わさったことで憂鬱になり、何もかもが手につかなくなりました。両親の「勉強して『よい高校』へ行くべき」という期待に応えられない自分にも大きく失望しました。

 学校へ行かず、自分の部屋で日々、もんもんとすごしながら「私は何もできない。思い描いていた、よい高校への進路もなくなった。不登校になって、私の人生終わったんだ」と心の底から思っていました。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

不登校を機に「自分が嫌いになった」17歳がぶつかった理想と現実

562号 2021/9/15

自分の性別にずっと違和感が。性同一性障害に出会うまで

561号 2021/9/1

23歳で高校を卒業した僕。社会の学歴の「当たり前」に感じた疑問

561号 2021/9/1

読者コメント

バックナンバー(もっと見る)

562号 2021/9/15

3人のホームエデュケーションで育ててきた原田雅代さんにお話を伺ってきました...

561号 2021/9/1

2021年8月21日 NPO法人全国不登校新聞社は子どもにかかわるすべての...

560号 2021/8/15

娘が夏休み明けに突然の不登校。娘のペースを大事にしたいと思いながらも揺れて...