不登校新聞

560号 2021/8/15

マンガで読める「摂食障害」。親や教員に読んでほしい1冊を紹介

2021年08月12日 16:12 by kito-shin

 「摂食障害」というものを聞いたことがあるでしょうか。「拒食」と「過食」に大別される障害で、思春期に発症しやすく、近年では小学生など低年齢化しているという指摘もあります。また、不登校の当事者や経験者にも「摂食障害」を抱える方がいます。その摂食障害について、自身も「摂食障害」で苦しんだ経験を持つマンガ家のおちゃずけさんが、マンガでわかりやすく紹介した本があります。監修には専門家として医師もかかわっています。「もしかして?」と思ったとき、保護者や学校関係者など、幅広い方に読んでほしい1冊をご紹介します。

* * *

 今回ご紹介する書籍は「摂食障害」について取り上げた1冊です。著者のおちゃずけさん(マンガ家)は、かつて自身が摂食障害だった経験をふまえ、摂食障害に関して知っておいてほしい知識や具体的なケースについてマンガで紹介しています。また、獨協医科大学「子どものこころ診療センター」の作田亮一医師が監修に携わっています。

 本書の特徴は大きく3つあります。1つめは、摂食障害のケースについて、マンガでわかりやすく紹介されていること。ダイエット、クラスメイトの何気ない一言、学校の給食、発達障害など、さまざまなきっかけにより摂食障害になった事例が紹介されています。2つめは、摂食障害から回復した経験者4名の体験談が掲載されていること。

この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

ひきこもりに20年関わってきた当事者が語るひきこもりの真実

570号 2022/1/15

ひきこもり当事者と支援員の7年間、部屋から出てくるまでの「物語」

567号 2021/12/1

ひきこもりは「ムダだった」と語る芸人・山田ルイ53世の深い思い

564号 2021/10/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

570号 2022/1/15

「どうしても自分に自信が持てない」と悩んでいたひきこもり経験者が「この人に...

569号 2022/1/1

コロナ禍で親子の距離も自然と近くなったために「叱り方」と「甘えさせ方」に悩...

568号 2021/12/15

子育てをしていても「人としての幸せを感じたい」。そう感じていた熊谷亜希子さ...