不登校新聞

562号 2021/9/15

「不登校だったからムリでしょ」と思う進路希望に付き合う方法

2021年09月15日 16:58 by kito-shin

 学校からの志望校調査に子ども本人は「公立の全日制高校へ行きたい」と言っており悩んでいます。ある日の親の会で高校進学に関する話題が持ち上がりました。そのお子さんは現在中学3年生ですが、中学2年生の5月から不登校をしていて、定期テストは受けておらず、課題も提出していないなかでの子どもの訴えに悩む親に、不登校の親の先輩である2人の親が「わが家の場合」を語り始めました。わが子が自分で決めたことを親としてどう考え、支えればよいのか。不登校の親の会を約30年続けてきた加嶋文哉さんのコラムです(画像はイメージです)。

連載「親の失敗談から見えること」vol.9

* * *

Aさんの息子さんは、中学3年生で不登校中。先日の例会で、受験勉強の悩みを話してくれました。

 学校から志望校の調査が来たので、子どもにたずねたところ、「公立の全日制高校を受験するつもり」と言いました。しかし、中学2年生の5月から不登校をしているので、Aさんは無理だろうと思いました。3年生になってからはほとんど登校していないし、定期テストは受けていないし、課題も出していないので、内申点でも不利です。「公立の全日制高校に合格をするためには、今から勉強を始めないと間に合わないのに、教科書を開こうともしません。親が言ってもしないし、言わないともっと勉強しません。どうしたらよいのでしょうか」と困っていました。

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