国立教育政策研究所生徒指導・進路指導研究センター(以下、センター)がまとめた「いじめ追跡調査2016―2018」によると、仲間はずれ・無視・陰口など「暴力を伴わないいじめ」の被害経験がある小学生は80%、加害経験がある小学生は69%であることがわかった。6年前の前回調査(いじめ追跡調査2010―2012)と比べて被害経験で7%、加害経験で17%減少している。
中学生の割合ほぼ横ばい
中学生については「被害経験あり」が68%(前回比3%減)、「加害経験あり」が64%(前回比8%減)だった。センターではいじめの被害・加害について「小学生は減少傾向、中学生はほぼ横ばい」と分析している。
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