「不登校は問題行動ではない」と言いつつ、学校現場では「不登校の未然防止」という視点に立った不登校対応が進められている。不登校は問題ではないが未然防止の対象とするまなざしは矛盾していないだろうか。本紙記者が直近に開かれた専門者会議に参加して感じた違和感をふりかえる(※画像はイメージです)。
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11月25日、「不登校に関する調査研究協力者会議」(以下、協力者会議)の第2回会議が開催された。文科省担当者による令和2年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」の説明に続いて、京都市および鳥取県における不登校対策の現状と課題について、両教育委員会の担当者から報告があった。
京都市からは「クラスマネジメントシート」という取り組みが紹介された。
読者コメント
yuripon
読者のみ 未然防止とは「子どもの心が壊れるまで無理させない」という意...