「日本ロマンチスト協会」。名前を見ただけでは、どんな団体かさっぱりわからない。しかし、やけに気になる。「気になるはほっとかない」がモットーのわれわれは、口マンを追うならばと、下調べせずに、取材に出向いた。
「日本ロマンチスト協会」。あなたはこの名前に何を感じるだろうか。なんだかよくわからないけど、一度聞いたら忘れられない、とてつもなく魅力的な言葉「日本ロマンチスト協会」。どんなとこなんだろう。どんな人たちがいるんだろう。ということで訪ねてみることにした。
われわれは、この正体不明の組織に対し、あえていっさいの下調べなしで取材に望んだ。会って直接話しを聞くまで、何をやっているところなのかまったくわからないのだ。非常識、しかし、その態度こそロマン。情報過多のこの時代に、名前ひとつで会いに行くのだ。
とはいえ、相手にしてみれば失礼な話と受け取られても仕方がない。内心不安でいっぱいのところへ、事務局長の波房克典さんが登場。取材趣旨を説明すると、「では日本ロマンチスト協会という響きひとつで来てくれたわけですね、それはうれしいです」とのお言葉。おお! 通じた! つながった喜びを感じつつ、さっそく取材に入る。
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