不登校新聞

577号 2022/5/1

よいとこさがしに必死だった私、まちがいに気づいたことでひきこもる息子に戻った笑顔

2022年04月26日 11:28 by kito-shin

 息子さんの不登校・ひきこもりに悩み、心療内科医の勧めで相談会へ行った後藤誠子さん。相談会でどうしても苦手だったのは、「よかったことを話す時間」でした。しかしこの「よかったこと探し」がきっかけで、暗い日々を送っていた後藤さんに光が差し始めることになるのです。(連載「不登校は幸せへの道」第16回)※画像は後藤誠子さん

* * *

 「こんなに明るいひきこもりの母親はいない」と私を評した心療内科医が、相談室を出ようとする私に言った。「うちの病院の家族相談会に来てみたらいいんじゃないかな」。そこは私がすこし前から行くようになった地域の親の会とはちがい、心理士や保健師の方も参加し専門的なアドバイスを受けられるとのことだった。私はすぐに参加を申し込んだ。

 病院の家族相談会に月に1度通うようになって、私は本当の意味で自分と向き合い始める。そのきっかけとなったのが相談会で毎回行なわれる「よかったこと探し」だ。

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