不登校新聞

290号(2010.5.15)

第9回 隣る人「忘れようなんて」

2013年12月03日 12:28 by 匿名
2013年12月03日 12:28 by 匿名


 外に出ると、ずいぶん長い時間が経ったような気がしました。あまりにもきれいな晩夏の星空と当たり前のように遠くから聞こえてくる車の音、気狂いしそうな自分とのギャップに不謹慎感さえ感じました。2年間やめていた煙草に火をつけても、感情の波を落ち着けることはできませんでした。検死が終わり院内に戻ると「腎破裂によるもの」と死因を告げられました。『内臓は大丈夫でしょう』と言い続けてCTも撮らなかった内科医に詰め寄っても「申し訳ありません」の一点張り。病院に対しては、のちに訴訟を起こすことも検討しましたが弁護士などに相談した結果、最終的に取りやめることにしました。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

第18回 寝屋川教師刺殺事件【下】

232号(2007.12.15)

最終回 家庭内暴力とは何か【下】

232号(2007.12.15)

第232回 不登校と医療

232号(2007.12.15)

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

590号 2022/11/15

小学5年生のときに不登校した山下優子さん(仮名)は、その後、「ふつうになりたい…

589号 2022/11/1

小・中学校で不登校、高校では中退を経験しながらも、25歳の若さで市議会議員に当…

588号 2022/10/15

不登校という同じ状況においても、娘と母で見えることはちがってきます。親子ゆえの…