不登校新聞

289号(2010.5.1)

メモ「永山則夫」

2013年11月19日 12:56 by 匿名
2013年11月19日 12:56 by 匿名


 1949年、北海道生まれ。68年10月~11月にかけて、当時19歳だった永山則夫少年は4名を射殺した。使用したピストルは横須賀のアメリカ海軍基地から盗んだもの。永山は未成年であったが、指名手配され当初から実名報道がなされてきた。事件から約5カ月後の69年4月7日、東京で逮捕。79年に東京地方裁判所で死刑判決。81年に東京高等裁判所で無期懲役に一旦は減刑。しかし、検察が上告し、90年に最高裁判所で死刑判決が確定した。この判決では、死刑を宣告する基準(永山基準)が示されたことから、いまも影響力を残している。一方、逮捕後から獄中で創作活動を続けた小説家でもあった。83年、小説『木橋』で第19回新日本文学賞を受賞。

関連記事

「僕には何もない」大学卒業を控えて焦る不登校経験者に専門家がかけた言葉

593号 2023/1/1

不登校校経験者が答えた親がすべきこと、してはダメなこと

523号 2020/2/1

子どもの摂食障害 背景にある苦悩への思いやりを

190号(2006.3.15)

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

624号 2024/4/15

タレント・インフルエンサーとしてメディアやSNSを通して、多くの若者たちの悩み…

623号 2024/4/1

就活の失敗を機に、22歳から3年間ひきこもったという岡本圭太さん。ひきこもりか…

622号 2024/3/15

「中学校は私にとって戦場でした」と語るのは、作家・森絵都さん。10代に向けた小…