不登校新聞

376号 (2013.12.15)

親の手記 本音と葛藤した10年

2013年12月13日 15:59 by kito-shin


 現在21才の息子が小4のときに行きしぶりが始まり、小6の6月から本格的に不登校になりました。どうにかして行かせようと、あの手この手を尽くし、挙句のはてには、お金を渡そうとしても動かなかったとき、たいへんなことになったと、やっと気づきました。専門書、相談機関、セミナー、親の会などなど。そうこうしているうちに、そこから抜け出すためのいくつかの「親にできること」が見えてきました。しかし、そこからが、私の本音「学校に行ってほしい」と頭で理解したことを実践させること、との戦いの始まりでした。

やっぱり学校へ行ってほしい


 「親にできること」を少しやってみると、子どもの言動に変化が起きはじめましたが、しばらくすると私の本音や不安が、いろいろな言葉が出てきて後戻り。「やっぱり行ってほしいんじゃん!」と息子、二歩進んでは四歩下がる感じでした。

 そんなとき、高尾山に誘うと、それほど抵抗ないようすで着いて来て、途中、会話も弾み、連れて来てよかったと思ったのも束の間、新緑の沢を下っているときに「僕ここに来たからって学校には行かないよ」と一言、私はガックリと落ち込みました。
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