連載「不登校の歴史」
今回から数回、2002年に設置された「不登校問題に関する調査研究協力者会議」の報告書を紹介したい。タイトルは「今後の不登校への対応の在り方について」となっており、91ページ立てである。
全部で8章あり、別添で「適応指導教室整備指針(試案)」「不登校に対する連携モデル(試案)」「民間施設についてのガイドライン(試案)」の3つがついている。そのあと、参考資料として、文部科学省が調査した「不登校児童生徒数の推移」「スクールカウンセラーの設置状況」など27のデータと、今回の協力者会議のなかで報告された「不登校保護者に対するアンケート調査」が29ページにわたり紹介されている。そして、巻末に「資料」として、今回の協力者会議にかかわって出された、調査研究事項と委員人名を示す「不登校問題に関する調査研究について」と、審議経過と、今後の不登校への対応の在り方について(報告骨子)の3つが収録されている
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