
僕にとっての今年の一文字は「見」です。 というのも、今年は初めて見るものが多かったからです。
今年の夏に初めて、東京地方裁判所で行なわれる刑事裁判の見学に行ったときは、見るものすべてが新鮮で緊張しながら傍聴しました。また、その日は国内初の裁判員裁判が開かれる初日ということもあって、裁判所の前にマスコミが殺到していたのが印象に残っています。
そのほかにも、秋に行った「妖怪文化研究会」への取材では、その詳細な研究内容に驚き、つづいて行った埼玉県・春日部市にある「外郭放水路」では、地下施設の巨大な柱の存在感に圧倒されました。こういった体験をしたことで、自分の世界観がとても広がりました。また来年も多くのものが見られたらと思います。(江原裕一)
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