不登校新聞

275号(2009.10.1)

読者の眼 新政権発足①

2014年01月29日 11:49 by nakajima_
 忘れられないのは3年前の年末会見で語られた総理大臣のことばです。防衛省誕生と初の教育基本法改正が決まった国会閉幕後、日本政府の責任者は「民主主義の成熟」を語りました。深く長い国会審議のすえ、改正されることになった教育基本法は、どこに問題があり、どのような根拠によってどう変えられることになったのか、その提案は国会議員の誰がしたのか、不明瞭なかたちで改正されてしまったと思います。

 戦争が終わって初めて政治や宗教や思想の自由が憲法において認められました。教育勅語が廃止され、教育基本法ではそれらの自由を認めるようになりました。正確には憲法に先駆けて教育基本法は施行されました。教育学者の大田堯さんは、その11条からなるかつての教育基本法がチェックリストの性格を持ち、教育条件整備法としての役割を担っていた、と語っていました。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

受験生の息子が突然の不登校、今だからわかる親の寄り添い方

525号 2020/3/1

不登校の親が周囲の善意に疲れ果てて訪れる親の会

525号 2020/3/1

「もう後ろはふり返らない」3人兄弟そろって不登校【母親手記】

191号(2006.4.1)

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

533号 2020/7/1

新型コロナウイルスの影響により休校していた学校も再開されつつある。今後、ど...

532号 2020/6/15

東京大学の大学院在籍中から6年半ひきこもった石井英資さんへのインタビューで...

531号 2020/6/1

「子どもに休みグセがついてしまい、学校生活に戻れるか心配」、そんな声に対し...