不登校新聞

275号(2009.10.1)

第275回 市民側、緊急集会 

2014年02月13日 13:29 by 匿名
2014年02月13日 13:29 by 匿名


連載「不登校の歴史」


 10年ぶりに招集された文科省招集の「不登校問題に関する調査研究協力者会議」に危機感を持った市民側は、何かできないか、と考え、「不登校政策を考える緊急集会」を開催した。呼びかけ団体は「登校拒否を考える全国ネットワーク」、「NPO法人フリースクール全国ネットワーク」、「NPO法人全国不登校新聞社」などで、02年9月28日(土)、会場は東京シューレ新宿とした。

 このことに取り組むため、「学校復帰強化政策に再考を求める緊急集会事務局」を東京シューレ王子に置き、集会準備とともに、呼びかけ団体や呼びかけ人を募った。これには、青木悦さんや辛淑玉さんら識者を含む60の個人・団体が名乗りを上げてくださり、当日資料にもメッセージがたくさんとどいた。

 辛さんは「これほど多くの子どもがNOをつきつけた理由をなぜ考えないのか。豊かな子ども時代を奪っている大人にこそ問題がある。子どもは意思を持った存在であり、そのメッセージに真摯に耳を傾けなければならない」と寄せられた。
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