『子どもたちが語る登校拒否・402人のメッセージ』(世織書房)という本がある。初版が1993年。厚さ約6センチの1038ページ。編者は石川憲彦・内田良子・山下英三郎の各氏。もう20年間、私の事務所の本棚にどっしりと置かれている。

 本文を書いたのは、不登校の子ども402人。精神科医の石川憲彦さんが「今、学校が死にかけている」と題する前文に、人間の温もりや、匂いがあり、新鮮で、自由で、活気に満ちた、子ども文化がいま学校から失われている、子ども文化が社会を再生させると提言している。この分厚い本を開けば不登校で学校から離れた子どもたちの生命力とその温もりのある子ども文化があふれだす。


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