不登校新聞

272号(2009.8.15)

第272回 4割、医療かかってよかった

2014年02月13日 13:31 by nakajima_


連載「不登校の歴史」

今回で、医療アンケートの紹介を終わりたい。さて、これまで、相手の病院や医師について目をむけ、子どもや親がどう感じているか紹介してきたが、今回、子どもと親との関係に目を向け調査した点も紹介したい。

 「医療について、保護者はあなたの意思を尊重してくれましたか」という子どもアンケートへの問いに対して、どんな回答があったか。

 「尊重してくれた」58・9%、「あまり尊重してくれなかった」22・2%、「尊重してくれなかった」7・8%、無回答11・1%であった。つまり、尊重してくれたのは6割に満たず、3割の子は、尊重されなかったと感じている。

 子どもは専門的なことは分からないんだから仕方ないのでは、と思う方もいるかもしれないが、そこが問題なのである。子どもが医療にかかるのだから、本人の意思は最大限尊重してほしいものである。もし、どうしてもこの治療が必要なのに、子どもが納得しないのなら、あくまでインフォームドコンセント(説明と同意)を大切に、根気よくわかってもらう努力をすべきであろう。
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