不登校新聞

357号(2013.3.1)

体罰自殺問題 両親が調査継続を拒否

2013年08月07日 14:23 by shiko



◎ 県教委の真相究明への誠意を感じず

 2011年6月9日に自殺した愛知県の刈谷工業高校野球部員の山田恭平くん(当時16歳)の両親が、県教委の第三者調査委員会の調査を認めず、調査継続を拒否。別途、知事に対し、新たな調査委員会の設置を求める意見書を提出した。

 山田恭平くんは、自殺前から、野球部顧問の体罰に嫌悪感・拒否感を抱き、学校も休んでいたため、自殺と体罰の関連性や原因究明を求める調査を両親は望んでいた。

しかし、学校・教委側のずさんな調査や閉鎖的な調査委員会運営など、真実究明への誠意が感じられないことから、両親は「調査継続を許してしまえば前例になってしまう」と懸念。第三者調査委員会の調査を遺族として認めないことを決め、新たに中立性を担保した調査委員会の立ち上げを求めている。
この続きは1ヶ月無料のお試し購読すると
読むことができます。

関連記事

「ゲーム規制条例」の廃止を求めた声明を県議会が全面否定

532号 2020/6/15

「コロナが不安」校長判断で欠席扱いせず

532号 2020/6/15

現役ひきこもり940名に調査、浮かび上がる生きづらさ

528号 2020/4/15

読者コメント

コメントはまだありません。記者に感想や質問を送ってみましょう。

バックナンバー(もっと見る)

535号 2020/8/1

「不登校」とひとくちに言っても、その理由や負った傷のかたちは人それぞれ。ど...

534号 2020/7/15

「子どもがゲームばかりで困る」という相談は多いです。児童精神科医の関先生に...

533号 2020/7/1

新型コロナウイルスの影響により休校していた学校も再開されつつある。今後、ど...