大人の娯楽――。しかし、競馬場に足を運んでみると、芝生を走る馬の迫力、風情豊かな景色など、子どもの目線でもじゅうぶん楽しめる、と語る子ども編集部の谷川翔太郎くんが、競馬への思いを執筆した。
東京優駿、別名「日本ダービー」は日本の競馬界でもっとも有名なレースの一つであると思います。競馬をほとんどど知らない人でも聞いたことぐらいはあるのではないでしょうか。
3歳馬限定のこのレースは、年間約8000頭産まれるサラブレッドのうちでたったの18頭しか出ることができません。また、騎手や馬主、調教師などの馬に関わる人たちにとっても一生に一度出られれば運がよいとまで言われる、まさに日本最高峰と言っても過言ではない大レースでしょう。
なぜこんな話をしているのかというと、じつは、毎年4月26日は知る人ぞ知る「日本ダービー記念日」なのです。1932年、目黒競馬場で日本初のダービー(東京優駿競争)が開催されたことを記念して設けられました。
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