2005年、北海道滝川市・江別乙小学校に通う松木友音さん(当時12歳)がいじめを苦に自殺を図り、06年1月に死亡した。この問題で08年12月19日、友音さんの母親である松木敬子さんが滝川市と北海道を相手取り、およそ7600万円の損害賠償請求訴訟を起こした。
訴状によると、友音さんは小学5年生のころより、同級生から「気持ち悪い」「うざい」などと言われるほか、無視されるといったいじめを受けていた。6年生になり、担任にたびたび相談したものの、担任はとくに問題ないとし、何ら対応をとらなかった。
1学期のある日、友音さんから「友だちから避けられている」との相談を受けた担任は、友音さんといじめの加害者として名前が挙がった女子児童数人を呼び出し、話し合いの場を持った。その際、担任は双方に問題があったとしてその場を切り上げたが、これを機に友音さんへのいじめはエスカレート。しだいに周囲に対し「死にたい」と漏らすようになった。
1学期のある日、友音さんから「友だちから避けられている」との相談を受けた担任は、友音さんといじめの加害者として名前が挙がった女子児童数人を呼び出し、話し合いの場を持った。その際、担任は双方に問題があったとしてその場を切り上げたが、これを機に友音さんへのいじめはエスカレート。しだいに周囲に対し「死にたい」と漏らすようになった。
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