2008年に刑法犯として検挙された少年(14~19歳)は9万966人だったことが、2月19日、警察庁のまとめでわかった。5年連続の減少で、10万人を下回るのは、52年ぶり。
検挙された少年の内訳で、もっとも多かったのが「窃盗犯」(路上ひったくりや自転車盗難など)で5万2557人、検挙者数全体57・8%を占めた。つぎに多かったのが「粗暴犯」(暴行、障害、恐喝など)で8645人(同9・5%)だった。
「凶悪犯」(強盗、放火、強姦、殺人など)として検挙されたのは956人で、前年より86人減り、5年連続の減少となった。「凶悪犯」のうち、もっとも多かったのが強盗713人で、「凶悪犯」全体の74・6%を占めた。
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