2013年7月、名古屋市に住む中学2年の男子生徒(当時13歳)が自宅近くのマンションから飛び降り自殺した問題について、外部の第三者委員らでつくる検証委員会は3月27日、報告書をまとめた。自殺のおもな要因として「提出物忘れ」と「クラス・部活内でのいじめ」の2点を挙げた。
報告書によれば、男子生徒は作業中に別の情報が入ってくると作業内容を忘れてしまう傾向があり、提出物を忘れることをつねに気にしていたという。
また、中学1年の1学期から「うざい」「きもい」「死ね」と言われる、筆箱を取られるなどのいじめを受けていた。さらに、所属していたソフトテニス部でも、「仲間外れにされる」「わざとボールをぶつけられる」「バイキン扱いされる」などの事実が確認されている。
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