不登校新聞

259号(2009.2.1)

第2回 多様な教育が原理原則

2014年04月24日 12:18 by nakajima_

連載「不登校再考」


 私たちは1993年に「フリースクール札幌自由が丘学園」を立ち上げ、15年間の実践を積み上げてきた。05年から文科省の「不登校対応の実践研究事業」を受託して、フリースクールの取り組みをより意識的に進めてきた。この「意識的取り組み」とは次のことである。

 「不登校」の状況に置かれている子どもたちにも、大人たちは適切な「学びの場」「育ちの場」を保障すべきであり、これがなされたときに子どもたちは誰もが目をみはるような成長をする。「教育を受ける権利・学びの権利」を徹底的に広げるという観点である。

 もう一点はフリースクールという場での取り組みは、たんに「フリースクール」というインフォーマルな場でなされる例外的なものではなく、教育・学校における当然の人間教育の実践という観点であった。このふたつに関して換言すれば、学び方・育ち方は人によって異なること、そしてこの当然のことを視野に入れた教育と学校のシステムの原理は「多様な教育の保障」である。
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