近年、精神疾患により医療機関にかかわる患者数は増加傾向にあり、08年の患者調査によれば323万にのぼっている。もっとも増えているのは「うつ病」で約104万人。「統合失調症」(約80万)、「不安障害」(約59万人)と続く。
一方で、精神病床の平均在院日数はこの20年間で半年短くなっている。また、在院年数を見ても、10年以上入院している患者は88年の9万7000人から、08年には7万3000人に減少している。
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