文科省は07年度の「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」(確定版)を発表した。調査によると、いじめは昨年度より2万3771件減少し10万1127件になった。
いじめは小学校で4万8896件(昨年度より1万2001件減)、中学校で4万3505件(7805件減)、高校で8385件(3922件減)、特別支援学校で341件(43件減)が確認された。
すべての学校の47%にあたる1万8759校でいじめが確認された(前年比8・1%減)。
いじめの内容だが、多い順で、悪口やからかい(6万5000件)、集団による無視(2万2000件)、金品を隠される(7400件)、危険なことをさせられる(6300件)、携帯電話などでの中傷(5800件)、強く叩く蹴る(5600件)、金品をたかられる(2600件)という結果になっていた(複数回答)。
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