不登校新聞

256号(2008.12.15)

第10回 大人に通底する競争原理

2014年05月12日 15:29 by nakajima_

 

連載「学校のナゼ」 


 「習熟度別授業」。僕の記憶では当初は「チームティーチング(T・T)」と言っていた。それが、「少人数授業」と呼ばれ、現在は「習熟度別」授業となった。導入の趣旨は、「多くの教師の眼で子どもたちをみる」であった。この理由には親は反対しない。だから、あっというまに全国に広まったのだ。

 やりかたは、例えば学年2クラスの場合、全体を3つのコースに分ける。分ける基準は、学習能力のレベルだ。この分け方が難しい。教育委員会は、「子どもたちの気持ちを考え、コースを希望制にするなど配慮をしてほしい」と言ってくる。親の反発を考えてのことだ。だから実態は「能力別」でも名前は「習熟度別」なのだ。 
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