不登校新聞

359号(2013.4.1)

不登校の歴史 第359回

2013年08月07日 12:55 by kito-shin



◎16年ぶりの小さな風穴


 2009年1月の日本フリースクール大会で採択された「フリースクールからの政策提言」は、多様な学びを保障する新しい法律をつくる活動に道を開くとともに、もう一つ風穴を開けたことがある。

 それは、フリースクール高等部の通学定期適用問題だ。

 もともとフリースクールに通う小中学生には、東京シューレの運動もあって、1993年に通学定期適用の実現をみた。つぎはぜひ「高等部の子どもたちにも認めてほしい」と願って、文科省、JR、議員、各政党などに何度も何度も会いに行った。その一回一回に、面会を取るまでのたいへんさ、相手の都合に合わせるたいへんさ、そして準備を何十回くり返しただろう。衆参全員の議員に資料を入れさせてもらい、100人以上の議員から賛同を得た。政党のヒアリングでも訴えた。JRの指導部にもツテを頼って会わせてもらった。でも、実現しない。
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