不登校新聞

387号 (2014.6.1)

第5回 現場が凍りついた棋士・羽生善治さんへの一言

2014年06月05日 10:20 by shiko


連載「記者コラム」


 「取材は興味のある人で」という鉄の掟が子ども若者編集部で生まれたのが、棋士・羽生善治さんへの取材でした。取材が決まった瞬間、私は本当に驚きました。
 
 「取材したい」と言い出したのは、子ども若者編集部の一人でした。ところが、取材をサポートする大人のスタッフは全員、将棋の経験がゼロ。羽生さんへの知識も薄く、手探りの打ち合わせが始まりました。そして、「羽生さんは多忙すぎる、取材は厳しいかな」と、私個人としてはやや悲観的に構えていたのが正直なところ。
 
 それでも、子どもの話をよく聞き、小熊さんが取材依頼企画書を作成・送付しました。
 
 とりあえず企画書を送付し、「子どもへの義理ははたした」と胸をなでおろしてから数日、取材OKのお返事が到着。「マジで?」と声を上げたのは言うまでもありません。
 
 大急ぎで取材準備にとりかかり、付け焼刃だろうがなんだろうが将棋に関する情報は徹底入手。やるだけのことはやりました。その後、私は羽生さんの大ファンになるほど、本気を出して取り組みました。
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