本誌編集長・石井志昂
◎編集後記
今号で私がもっとも共感した記事が5面「ひきこもりから5年、"昔の僕”を雇えない」だった。執筆したのは以前「ひきこもるキモチ」を連載していた石崎森人さん。2年間ひきこもり、その後は不登校新聞社子ども若者編集部に関わっている。石崎さんの記事は、いま現在の揺れる自分をそのまま書いていた。"現在”というのはたいがい揺れているもので、それを言葉するのはたいへんだ。ほとんど同い年だが私もこういう記事は容易に書けない。
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